FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

届かぬ空の贈り物

ただをこね 泣いてみせれば
大抵は何でも手に入ると信じていた
小さな子供がいた

けれど
大きくなるに連れて
どんなに泣いても 喚いても
あの頭上に広がる 果てしない空だけは
自分のものにはならないと 知った
ちょうど どんなに想っても
こちらを振り向いてはくれなかった あの子のように

子供は 空が嫌いだった
あの子のことが ちょっとだけ憎かった

それでも その後 
少し大きくなった子供は
簡単に笑ってくれないからこそ 惹きつけられる
あの子の可愛さを知った

手が届かないからこそ 透き通るように青く映る
空の美しさを知った

そして 彼はどんどん大人になっていく
あの子の 胸の痛くなるような可愛さも
空の 見上げるのが苦しいほどの美しさも
やがて忘れていくとしても
スポンサーサイト

テーマ : ショート・ストーリー
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

Re: ちゃまっちゃ

> ちゃまっちゃさん
そうですね。
私はいまも、少年のような、生意気な考え方をしてしまっていますi-201
プロフィール

水無月ノノ

Author:水無月ノノ
神奈川県川崎市に在住の、24歳です。
メンタル問題抱えていますが、どうにか生活しています。

好きな事は読書、映画を見ること、カフェでお茶すること(スタバ好き)、料理など(簡単なものしか作れないけど)。
水彩色鉛筆で絵なども描きはじめましたが、なかなか上達しません(泣)
ちなみに、昭和24年組の萩尾望都先生&竹宮恵子先生を尊敬しています。

よろしくお願いします(^-^)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。